
犬2匹と猫1匹のM様と、草加でお部屋探し奮闘記
犬2匹と猫1匹のM様と、草加でお部屋探し奮闘記
こんにちは、ペッターズ不動産です 今回は「多頭飼いで大家さんの許可が取れるのか」「閑散期をどう味方につけるか」がテーマの案内レポートをお届けします。
※この記事は、ペット可賃貸の現場でよくある典型的なケースをもとに再構成した読み物です。お客様のお名前はプライバシー保護のため、イニシャルの匿名表記にしています。
朝晩ぐっと冷え込んできましたね。この時期のお部屋探しは、実は「静かに狙い目」の季節でもあります。というのも、1〜3月の繁忙期に向けて動き出す前の今は、大家さんも管理会社さんも比較的ゆっくり話を聞いてくれるタイミングだから。今回ご案内したM様は、まさにその「空気」を味方につけた方でした
M様のご希望条件
M様は30代のご夫婦。同居しているのは、トイプードル(小型犬)、柴犬ミックス(中型犬)、そして保護猫出身のミケちゃんの合計3匹です。現在お住まいの賃貸が更新を迎えるのを機に、もっとのびのび暮らせるお部屋へ住み替えたい、というご相談でした。
エリア:草加・越谷周辺(東武スカイツリーライン沿線)
ペット:犬2匹(小型犬・中型犬)+猫1匹
家賃:12万円台まで(管理費込み)
間取り:2LDK以上
✅ 絶対条件:3匹全員と一緒に暮らせること/1階または専用庭付きだとうれしい
入居時期:1月中旬までに
ヒアリングを終えた瞬間、正直ちょっと焦りました。理由はシンプルで、「ペット可」と書かれている物件でも、実際は「1匹まで」「小型犬のみ」「犬か猫のどちらか」といった条件がついていることが多く、3匹OKの物件はぐっと数が絞られるからです。
案内中に起きたこと:「3匹目で止まる」問題
最初にご案内したのは、条件が最も近かった築浅の2LDKです。ところが現地で管理会社さんに確認すると、まさかの「ペットは2匹までです」との回答。M様の奥様が小さく「あぁ…」とつぶやかれて、現場の空気が一瞬しん…と静まりました。
ここで私たちが意識したのは、「できない」で終わらせないことです。多頭飼いの可否は、物件のルールだけでなく、大家さんのお考えで決まる部分も少なくありません。募集図面の「2匹まで」という表記は、あくまで原則であって、条件次第で相談の余地が残っていることもあります。
そこで次にご案内したのが、同じ草加市内の、築15年ほどの2LDK(1階・専用庭付き)でした。図面上のペット条件は「小型犬・猫、2匹まで(相談可)」。「相談可」の文字を見た瞬間、私は心の中で小さくガッツポーズです
実際にお部屋を見てみると、M様のご夫婦の表情がパッと明るくなりました。専用庭があるので柴犬ミックスちゃんの運動にもよさそうですし、床は傷が目立ちにくいフローリング、猫ちゃんがのぼれる窓際のスペースも十分。「ここがいいかも」と、お二人で顔を見合わせていらっしゃいました。
私たちが提案した「閑散期×誠意」の交渉プラン
とはいえ、図面の条件は「2匹まで」です。このまま申し込みをしても、条件外として断られてしまう可能性があります。そこで、管理会社さんを通じて大家さんに次の3つをセットでご提案することにしました。
空室期間が延びるほど大家さんの負担は大きくなります。今の時期に決まれば、繁忙期を待たずに入居が始まるメリットをお伝えしました。
② 敷金の上乗せ(預け金を増やす)
多頭飼いで気になるのは、やはり退去時の傷や臭いの原状回復。その不安に備えるため、通常より敷金を1か月分上乗せする案を、M様ご夫婦のご了承のうえで提示しました。
③ 「ペットのプロフィールシート」の提出
3匹それぞれの年齢・ワクチン接種・しつけ・お留守番の様子、ふだんの写真までまとめた資料をご用意。大家さんが「どんな子たちなのか」をイメージしやすくなります。
ちなみに、敷金の上乗せはあくまで任意の交渉材料です。必ず必要というものではありませんし、預けたお金は、退去時に原状回復費用などを差し引いたうえで精算されるのが基本。つまり「追加で払い切り」ではなく「いったん多めに預ける」イメージですね。この点は、M様にも契約前にしっかり確認していただきました。
また、ペット可物件の審査でつまずきやすいポイントについては、こちらの記事でも詳しくまとめています。M様のようなケースにも役立つ内容ですので、あわせてどうぞ。
結果・後日談
管理会社さん経由でご提案してから数日後、大家さんから「条件付きで承諾します」との連絡が届きました。主な条件は、①敷金の上乗せ ②ペット飼育に関する誓約書の提出 ③共用部では必ずリード・ケージを使うことの3点。M様ご夫婦は迷うことなく「それでお願いします!」と即答されていました。
契約の際には、念のため「3匹での飼育を承諾する」旨を契約書の特約欄に明記してもらいました。口約束のままだと、将来、管理会社や大家さんが替わったときに「聞いていない」となりかねないからです。多頭飼いの方ほど、書面に残すことを強くおすすめします。
✅ 「2匹まで(相談可)」は交渉の入口になることがある
✅ 繁忙期の前の閑散期は、条件相談をしやすいタイミング
✅ 敷金の上乗せは任意の交渉材料。精算ルールは必ず確認
✅ ペットのプロフィールシートで大家さんの不安を減らす
✅ 承諾内容は口約束にせず、契約書の特約に明記する
入居日の鍵のお渡しのとき、ミケちゃんがキャリーバッグの中から堂々と窓の外を眺めていたのが、今でも思い出に残っています お庭に出た柴犬ミックスちゃんのしっぽはブンブン、トイプードルちゃんは嬉しくて走り回り…3匹とも新居を気に入ってくれたようで、本当にホッとしました。
まとめ
多頭飼いのお部屋探しは、たしかに一般的な物件探しよりもハードルが高いのは事実です。でも、「ペット可」「相談可」の中には、ご事情を丁寧にお伝えすることで道が開けるケースもあります。大切なのは、あきらめずに相談すること、そして大家さんの不安に寄り添った提案をすることです。
ペッターズ不動産では、全物件のうち約3,000件を占める未公開物件も含めて、犬・猫との暮らしに合うお部屋をご案内しています。多頭飼いや大型犬など、「他社で断られた…」という方も、ぜひ一度ご相談くださいね
多頭飼い・大型犬のお部屋探し、まずはお気軽にご相談ください
