
大型犬のT様と、越谷でお部屋探し奮闘記
スタッフ案内レポート
大型犬のT様と、越谷でお部屋探し奮闘記
こんにちは、ペッターズ不動産のスタッフです 今回は、ゴールデンレトリバーのお嬢さん(5歳)と暮らすT様のお部屋探しに同行したときのお話をお届けします。「大型犬OK」と書いてある物件、探してみると想像以上に少ないんです……。※お客様の名前・状況は、プライバシー保護のため匿名・一部変更しています。よくあるケースを再現した読み物として、お楽しみください
T様のご希望条件
ご来店いただいたのは、ある平日の午後。T様はご夫婦で、足元には体重約28kgの穏やかなゴールデンレトリバーのモカちゃんがぴったり寄り添っています。かわいい……! 思わずこちらの顔もゆるみました
ご希望はこんな感じでした。
- エリアは越谷市周辺(ご主人の通勤で、新越谷・南越谷方面が便利)
- 大型犬(約28kg)の飼育が可能なこと
- 2LDK以上、できれば1階か、庭・専用スペースがあると嬉しい
- 予算は家賃13万円前後まで
- モカちゃんが関節にやさしく滑りにくい床だと理想
正直に言いますと、この条件を聞いた瞬間に「これは一筋縄ではいかないぞ……」と心の中で小さくつぶやきました。ここだけの話です
大型犬可の物件は、そもそも少ない
まず、ポータルサイトの条件で「大型犬可」に絞ってみました。すると、ずらっと並んでいた候補が一気に数件まで減ってしまいます。T様も画面を見て「え、こんなに少ないんですか?」と驚かれていました。
「ペット可」と書かれていても、実際の条件は物件ごとにまちまちです。ここが落とし穴になりやすいところなんです。
- 「小型犬のみ」「体重10kgまで」など、サイズ・体重の上限がある
- 「ペット相談可」は、大型犬だと相談の結果お断りになることもある
- 頭数だけでなく、犬種や体重を細かく指定している
この「ペット可」と「ペット相談可」の違いは、当ブログでもたびたび取り上げているテーマです。案内の車の中でも、T様に簡単にご説明しました。「ペット相談可は、あくまで“相談できる”という意味で、OKとは限らないんですよ」とお伝えすると、「それ、知らずに問い合わせるところでした」とのこと。早めにお伝えできてよかったです
案内中に起きた「あるある」の出来事
まずは、サイトに載っている大型犬可の物件を2件ご案内しました。1件目はとてもきれいなマンション。ただ、内見で玄関を開けると、モカちゃんが廊下をスタスタ歩いた瞬間、フローリングで足がつるんと滑ってしまったんです
「あっ!」とご夫婦が同時に声を上げました。幸い転ぶことはありませんでしたが、T様の表情がさっと曇ります。大型犬は体が大きい分、滑る床は関節への負担も大きくなります。T様も「うちの子には、この床はちょっと怖いですね……」と。
2件目は築年数が古めの戸建てタイプ。床は問題ありませんでしたが、隣家との距離が近く、ご近所さんの視線が気になる立地でした。モカちゃんは穏やかな子ですが、散歩前後の鳴き声や足音はどうしても出てしまうもの。「静かに暮らせるか」という点で、T様ご夫婦もちょっと不安そうでした。
車に戻ると、少し沈黙が流れました。スタッフとしては、ここが踏ん張りどころです。「焦らず、もう少し探してみましょう。実は、まだお見せできていない物件があるんです」とお伝えしました。
私たちが提案した解決策
ここでお見せしたのが、未公開物件です。当社が扱う物件は全部で約4,000件。そのうちホームページに掲載しているのは約1,000件で、残りの約3,000件は未公開のままなんです。実は、大型犬OKの物件は、ポータルに載る前にオーナー様と直接やり取りしてご紹介できるケースが少なくありません。
社内の資料を確認して、T様の条件に合いそうなものをピックアップしました。ポイントはこの3つです。
- 1階で専用の小さな庭付き:散歩前後に足を拭いたり、ちょっとしたトイレのタイミングで外に出やすい
- 床がクッションフロア仕様:フローリングよりも滑りにくく、犬の足腰にやさしい
- オーナー様が犬好き:事前にご相談したところ、「ゴールデンちゃんなら歓迎ですよ」と前向きなお返事
お伝えしたところ、T様は目を丸くして「そんな物件があるんですか!」と。内見ではモカちゃんも一緒に入ってもらったのですが、玄関を上がった瞬間にしっぽがぶんぶん揺れ始め、全員で思わず笑ってしまいました
もちろん、いいことばかりではありません。大型犬の場合、物件によっては敷金が多めに設定されていたり、退去時の原状回復の条件が細かく決められていたりします。今回の物件でも、契約書の特約欄にペット飼育に関する取り決めがありました。「入居前に、特約の中身をひとつずつ一緒に確認しましょう」とお伝えして、ご納得いただいたうえで進めました。
ちなみに、防音面も気になる点でした。1階であれば上階への足音の心配は少なくなりますが、隣室との壁の厚みや、窓まわりからの音漏れは別問題です。内見のときに窓の位置やサッシの仕様も確認して、「ここなら、お散歩前のそわそわ鳴きもある程度は抑えられそうですね」と、ご一緒に現地でシミュレーションしました。
結果、そして後日談
内見の帰り道、T様がぽつりとおっしゃいました。「ここなら、モカが安心して走り回れそうです」。その一言に、私も正直ちょっとうるっときてしまいました
その後、オーナー様との条件調整もスムーズに進み、無事に申込み、そしてご契約へ。引っ越し後に届いたお写真には、庭先でボールをくわえて得意げなモカちゃんの姿が。「滑らないから、ご機嫌で走ってます」という一言付きでした
今回の学びは、「ポータルサイトに載っている情報がすべてではない」ということ。大型犬のようにお部屋探しの選択肢が少ない場合ほど、未公開物件にこそ出会いのチャンスがあります。
今回のまとめ
- 「ペット可」でも、大型犬は条件が絞られやすい。サイズ・体重の上限を必ず確認
- 「ペット相談可」は、大型犬だと相談の結果お断りになることもある
- 床材(滑りにくさ)や1階・庭付きなど、愛犬の暮らしやすさも物件選びの大事なポイント
- 未公開物件の中に、条件に合う物件が眠っていることも。ぜひ私たちにご相談を
ちなみに、案内のあとの雑談で、T様がこんなお話をしてくださいました。「以前の賃貸では、大型犬というだけで何件も問い合わせを断られてしまって、だんだん探すのが怖くなっていたんです」と。ペットと暮らしたい気持ちがあっても、断られ続けるとどうしても気持ちが沈んでしまうものですよね。だからこそ、私たちは「できるかどうか」を最初にきちんとお調べして、できること・難しいことを正直にお伝えするようにしています。
また、ご契約前にはモカちゃんのワクチン接種証明や、普段のしつけの様子をお伝えするための簡単なご紹介資料もご用意いただきました。オーナー様に安心していただく材料があると、審査もぐっとスムーズになります。「うちの子は大丈夫」という気持ちを、きちんと形にして伝えることも大切なんだなと、私たちも改めて感じた案内でした
引っ越しの日はちょうど秋晴れ。新しいお庭でモカちゃんが最初にしたのは、くるくる回って草の匂いをクンクンすること。そのうれしそうな姿を見て、ご夫婦もスタッフも、全員が笑顔になりました。こうした瞬間に立ち会えるのが、この仕事のいちばんのやりがいです
大型犬や特別な事情があるペットとのお部屋探しも、あきらめないでくださいね。ペッターズ不動産が、愛犬・愛猫とご家族が笑顔で暮らせるお部屋をご一緒に探します
