
「いいな」と思ったペット可物件、それは明日にはもう無いかもしれません
PETTERS REAL ESTATE COLUMN
「いいな」と思ったペット可物件、
それは明日にはもう無いかもしれません
2026年7月4日更新
これは営業トークではなく、実際に日々物件情報を扱っている立場から、正直にお伝えしたいことです。当社が保有している物件データベースでは、平均して1日あたり約50件の掲載物件が「成約済み」として消えていきます。特にペット可物件は、条件に合う候補が見つかった瞬間に申し込みが入るケースがほとんどで、数日迷っている間に別の方に決まってしまうことが本当に多いのです。
今日は、なぜペット可物件でここまでスピード感が必要なのか、データも交えてお伝えするとともに、「良い」と思った物件に出会ったときにどう動けばいいのかをお話しします。
この記事でお伝えすること
① ペット可物件はなぜ希少なのか
② 1日約50件、物件情報は消えていく
③ 賃貸物件は「先着順」という仕組み
④ ペット可物件はさらに決まるのが早い
⑤ 「良い」と思った瞬間に動くための準備
⑥ 迷う気持ちとの向き合い方
① ペット可物件はなぜ希少なのか
株式会社LIFULLが運営する「LIFULL HOME'S」の調査によると、ペット可・相談可の物件は2025年3月時点でも全体の19.3%にとどまっています(出典:株式会社LIFULL「ペットとの住まい探しの実態調査」2025年)。つまり、賃貸物件全体の8割以上が今も「ペット不可」のままです。
需要と供給のバランスで考えると、この状況は「数少ない椅子を、多くの飼い主さんが取り合っている」状態に近いといえます。だからこそ、条件に合う物件が見つかったとき、それは偶然のタイミングではなく、貴重なチャンスそのものなのです。
② 1日約50件、物件情報は消えていく
当社が保有する常時約4,000件の物件データベースでは、日々新しい物件が入ってくる一方で、平均して1日あたり約50件の物件が「成約済み」として掲載から消えていきます。これは特別なことではなく、賃貸市場全体で起きている、ごく自然な動きです。
「今日見た物件が、来週も同じ条件で残っている」という前提で部屋探しを進めてしまうと、実際に問い合わせたときには「すでに申し込みが入っています」という結果になりやすいのが現実です。特にペット可物件は、前述のとおり選択肢自体が少ないため、一般的な物件以上にこの回転が早く感じられます。
気になる物件があれば、まずは「今」お問い合わせください
③ 賃貸物件は「先着順」という仕組み
賃貸物件は、原則として「入居申込みが入った時点」で募集が終了する先着順の仕組みになっています。ある不動産メディアの解説でも、入居申込みが入るとすぐに掲載が取り下げられると説明されています(出典:不動産メディア「物件情報が掲載終了するタイミングと申込み可否」)。
さらに、賃貸情報サイトへの掲載には、管理会社がデータベースに登録してから実際にサイトに公開されるまで、最低でも2〜3日程度のタイムラグが生じるとされています(出典:不動産関連メディア「賃貸 更新が早いサイト」解説記事)。つまり、あなたがポータルサイトで見ている物件情報は、すでに数日前の状態である可能性があるということです。「見つけたときが、すでに勝負のタイミング」だと考えておく方が、実態に近いといえます。
④ ペット可物件はさらに決まるのが早い
株式会社LIFULLの調査では、ペット可物件の平均掲載日数は66.8日であるのに対し、ペット不可物件は83.4日と、ペット可物件の方が16.6日短く、より早く決まる傾向にあることが分かっています(出典:株式会社LIFULL「ペットとの住まい探しの実態調査」)。
また、首都圏の賃貸契約者を対象にした別の調査では、部屋探しから契約までの期間が「10日未満」だった人が約3割にのぼるという結果も出ています(出典:リクルート「2022年度賃貸契約者にみる部屋探しの実態調査」)。条件の良い物件ほど、こうしたスピード感の中で決まっていくのが、賃貸市場のリアルな姿です。
「本当にこの物件で大丈夫か」の判断も、一緒に考えます
⑤ 「良い」と思った瞬間に動くための準備
「すぐに決めるべき」と言われても、何の準備もなければ動きようがありません。だからこそ、事前の準備が、いざというときのスピードを左右します。
1. 譲れない条件を3つに絞っておく
エリア、家賃、ペットの飼育条件など、すべてを完璧に満たす物件はなかなか見つかりません。「これだけは譲れない」という条件をあらかじめ3つ程度に絞っておくと、内見時の判断がぐっと速くなります。
2. 必要書類を事前にそろえておく
入居審査には、本人確認書類や収入証明書類などが必要です。あらかじめ準備しておくことで、申し込みから契約までの時間を大きく短縮できます。
3. 信頼できる担当者と事前につながっておく
SUUMOの解説記事でも、希望の物件がなくなってしまった場合に備え、親身になってくれる不動産会社とのつながりを作っておくことが勧められています(出典:SUUMO「賃貸契約の流れとスケジュール」)。当社のように非公開物件を含めて日々新しい情報に触れている担当者とつながっておくことで、良い物件情報をいち早くキャッチできる可能性が高まります。
⑥ 迷う気持ちとの向き合い方
もちろん、住まいは決して安い買い物ではありません。慎重に考えたい気持ちは、当然のことです。ただ、「もっと良い物件があるかもしれない」と時間をかけて探し続けた結果、理想に近い物件を逃してしまい、結局は妥協した部屋を選ぶことになった、というケースは実際に少なくありません。
大切なのは、「なんとなく良さそう」で決めることではなく、事前に整理した「譲れない条件」を満たしているかどうかで、冷静に判断することです。条件を満たしていると感じたら、迷いすぎずに一歩を踏み出す勇気を持ってみてください。当社も、その決断を後悔のないものにできるよう、精一杯サポートします。
実際にありがちなエピソード(一般的な例を基に構成)
ここでは、部屋探しの現場でよく見られる「迷って逃した」ケースと、「即決して良かった」ケースを2つご紹介します。特定の個人・物件を指すものではなく、複数のケースを踏まえて一般化した内容です。
ケース1:「一晩考えます」で決まってしまったケース
大型犬OK、庭付きという条件を満たす物件に出会ったものの、「もう少し他も見てから決めたい」と一晩考えることにしたお客様。翌朝改めて連絡したところ、すでに別のお客様の申し込みが入っており、契約できなかったというケースがありました。その後、同条件の物件を探すのに1ヶ月以上を要したと伺っています。
ケース2:即日申し込みで理想の住まいを実現できたケース
事前に「エリア」「家賃」「猫のトイレスペースが確保できるか」という3つの条件を明確にしていたお客様が、内見当日に条件をすべて満たす物件と出会い、その場で申し込みを決断したケース。必要書類も事前に準備していたため、スムーズに審査が進み、無事にご契約に至りました。「あの場で決めて本当に良かった」というお声をいただいています。
内見前に準備しておきたいチェックリスト
☐ 譲れない条件を3つに絞っている
☐ 本人確認書類・収入証明書類を準備している
☐ 保証人・緊急連絡先の目星がついている
☐ ペットのプロフィール(犬種・体重・頭数等)をすぐ伝えられる
☐ 「良ければ即決する」という心構えを持てている
当社がスピード対応にこだわる理由
「急かしているように聞こえるかもしれない」ということも承知のうえで、私たちはこの話を正直にお伝えするようにしています。理由は、お客様に本当に合った住まいを、確実に手にしていただきたいからです。
当社では、お問い合わせをいただいた際、可能な限り当日中に候補となる物件情報をお伝えするよう心がけています。非公開物件を含めたデータベースをリアルタイムで確認できる体制を整えているのも、この「スピード」を大切にしているからです。迷う時間そのものを否定するのではなく、迷う時間を最小限にできるよう、情報とサポートの面でお手伝いしたいと考えています。
よくある質問(Q&A)
Q. まだ物件を探し始めたばかりですが、それでも問い合わせていいですか?
A. もちろんです。情報収集の段階でのご相談も歓迎しています。早めにつながっておくことで、良い物件情報をいち早くお届けできます。
Q. 「今すぐ決めて」と急かされるのが不安です。
A. ご安心ください。当社が大切にしているのは、無理に契約を急がせることではなく、正確な情報とスピード感を持ってお伝えすることです。最終的なご判断はお客様ご自身のペースで構いません。
まとめ|「いいな」と思ったら、それが動くタイミングです
ペット可物件は全体の2割にも満たない希少な存在であり、当社のデータベースでも1日約50件が日々成約済みとなって消えていきます。「良い」と思った物件は、数日のうちに他の方に決まってしまうことがほとんどです。だからこそ、譲れない条件を事前に整理し、必要書類を準備し、信頼できる担当者とつながっておくことが、理想の住まいに出会うための一番の近道です。「いいな」と思った物件があれば、ぜひ勇気を持って一歩を踏み出してください。
「いいな」と思った瞬間が、動くタイミングです。
非公開物件を含む常時約4,000件のデータから、最新の物件情報をいち早くお届けします。
まずは情報収集の段階でも大歓迎です。まずはペッターズ不動産にご連絡ください。
