
【完全版】「ペット可」と「ペット相談可」の違い。断られがちな「相談可」「不可」も、交渉で可になることがあります
「ペット相談可」は、実は断られがち。
それでも当社が「交渉」にこだわる理由
「ペット可」との違い、なぜ相談可・不可でも可能性はゼロではないのか
ポータルサイトで物件を探していると、「ペット可」と「ペット相談可」という、似ているようで実は大きく違う2つの表記に出会います。実は「相談可」は、思っているよりずっと断られやすい表記です。ですが、当社はこの「相談可」、さらには「不可」と書かれた物件についても、業者間ネットワークを活かした交渉によって、可能性を広げてきました。今日は、この2つの違いと、なぜ交渉によって道が開けることがあるのかを詳しくお伝えします。
① 「ペット可」と「ペット相談可」、そもそもの違い
「ペット可」は、契約上の条件として明確に「この物件でペットを飼ってよい」という許可が定められている物件です。飼育できる動物の種類・頭数・体重の制限、追加の敷金、退去時の原状回復の範囲などが、契約書の条項としてあらかじめ明記されているケースが一般的です(出典:chigai4.fromation.co.jp「ペット可とペット相談の違いを理解するガイド」)。
一方「ペット相談可」は、契約の枠組みが固定されていません。飼えるかどうかは、オーナーや管理会社に個別に相談し、許可を得て初めて決まるという仕組みです(出典:三井のリハウス「『ペット相談可』ってどういう意味?」)。つまり「相談可」という表記は、「飼えることが確定している」という意味ではなく、「これから交渉が始まる」というスタート地点に過ぎないのです。
マンション・アパートの規約における「ペット可」「ペット相談」には、実は業界共通の統一された定義がありません。オーナーごとの主観や事情によって、線引きは大きく異なります(出典:株式会社シルバシティ「ペット相談とペット可の違いとは?」)。
② なぜ「相談可」は断られやすいのか
オーナーが最初から「ペット可」にせず、あえて「相談可」という形にしているのは、入居者同士のトラブルや、退去時の原状回復費用が増えることへの懸念があるためです。鳴き声・臭い・毛・床や壁の傷などは、近隣トラブルの原因になりやすいポイントとして特に警戒されます(出典:日商ハウジング「ペット相談可とは?ペット可との違いや物件選び・注意点」)。
「ペット可」の物件で中型犬の飼育が断られることは滅多にありませんが、「ペット相談」においては断られるケースがほとんどだとされています。理由として、小型犬は足音が響きにくく、大型犬は足音は大きいものの鳴き声はあまり気にならない一方、中型犬は「小型犬と大型犬、双方の騒音要素を併せ持つ」と見なされがちであることが挙げられています。
出典:株式会社シルバシティ「ペット相談とペット可の違いとは?」つまり「相談可」という表記だけを見て安心してしまうと、実際に問い合わせた段階で「今回は難しいです」と断られてしまうケースが少なくないということです。これが、多くの方が部屋探しで挫折を感じるポイントでもあります。
③ 「不可」物件でも交渉の余地はある
ここが今日いちばんお伝えしたいポイントです。「ペット不可」と明記された物件であっても、絶対に交渉の余地がないとは言い切れません。すべてのペット不可物件が絶対にNGというわけではなく、大家様や管理会社の判断によって例外が認められることもあります(出典:犬の家&猫の里「ペット不可の賃貸でもチワワを飼いたい!交渉のコツと成功のポイント」)。
| 物件のタイプ | 交渉のしやすさ |
|---|---|
| 分譲賃貸(管理組合規約でペット不可) | 大家様個人の判断が及ばないため、交渉が難しい傾向 |
| 大家様独自の判断でペット不可としている物件 | 交渉の余地がある場合も |
| 小規模・築年数の古い物件 | 比較的交渉しやすい傾向 |
| 地元の不動産会社が扱う物件 | 個別事情に応じた柔軟な対応が期待できる |
| 新築・人気物件・繁忙期の募集 | 規定を理解した他の入居者が優先されやすく、難しい傾向 |
出典:ペトスム不動産「ペット不可物件はペット可に交渉可能?」、MOTTO!北ガス「ペット不可の賃貸住宅は交渉できる?」
不動産業界では、人の移動が多い1〜3月・9〜10月が繁忙期、6〜8月は閑散期とされ、成約率も低くなる傾向があります。この閑散期こそ交渉のチャンスとされ、春の繁忙期に成約に至らなかった物件は空室が長引くことで大家様にとって負担となるため、「空室にしておくよりは」という判断でペット飼育の許可が出やすくなる可能性が高まるとされています。
出典:かころん「ペット不可物件でも猫を飼いたい!交渉は可能?」④ 交渉を有利に進めるポイント
防音マットの設置、空気清浄機の活用、壁の保護シートなど、騒音・臭い・破損への具体的な対策を提案することで、オーナー様の不安を和らげられます(出典:DOG FRIENDLY不動産「ペット不可アパートで犬を飼うための交渉術」)。
犬種・性格・飼育経験・しつけの状況などを具体的に説明することで、オーナー様に安心感を持ってもらいやすくなります。
敷金を通常より多めに設定することを提案するなど、原状回復費用への懸念を軽減する条件を示すことも、交渉材料のひとつになります。
⑤ 個人で交渉する場合の限界
とはいえ、入居希望者ご本人が直接オーナー様と交渉するのは、簡単なことではありません。まず、費用面の負担が大きくなりがちです。家賃が月7万円程度の物件で、通常1ヶ月分の敷金が交渉の結果3ヶ月分に上乗せされた場合、初期費用として家賃7万円に加え敷金21万円がかかり、本来よりも大幅に費用が増えるケースもあります(出典:ペトスム不動産「ペット不可物件はペット可に交渉可能?」)。
また、繁忙期には他の入居希望者と比較され交渉が成立しにくいこと、交渉の窓口や進め方が分からず、そもそもオーナー様に話を切り出すこと自体が難しいという声も多く聞かれます。個人での交渉には、こうした現実的なハードルがあります。
⑥ 当社が交渉に強い理由
当社は、ペット可賃貸を専門に扱う中で、こうした「相談可」「不可」物件との交渉を数多く経験してきました。個人で直接交渉するよりも、不動産会社を介した方が効率的に進められるケースが多いとされています(出典:こだて賃貸コラム「ペット不可賃貸でも交渉可能?成功事例やペットと暮らすポイント」)。
当社が交渉において強みとしているのは、業者間ネットワークを通じた日頃からの信頼関係です。「この担当者からの紹介なら安心」という関係性を積み重ねてきたオーナー様・管理会社様も多く、個人の飛び込み交渉よりも柔軟な対応をいただけるケースが多くあります。また、常時約4,000件のうち約3,000件を占める非公開物件の中には、こうした交渉によって初めて選択肢として見えてくる物件も含まれています。
⑦ よくある質問
Q. 交渉すれば、どんな物件でも必ずペット可になりますか?
A. いいえ、必ず成功するわけではありません。特に分譲賃貸のように管理組合規約でペット不可と定められている場合は、大家様個人の判断が及ばないため交渉が難しい傾向にあります。まずは交渉の可能性がある物件かどうかを見極めることが重要です。
Q. 交渉によって家賃や敷金は上がりますか?
A. 敷金の増額など、条件面での調整が必要になるケースは多くあります。ただし増額幅は物件・オーナー様によって異なるため、個別にご説明します。
Q. 大型犬でも交渉できますか?
A. 犬種・体格によって難易度は変わりますが、しつけの状況や具体的な対策をしっかり提示することで、可能性が広がるケースもあります。まずはご相談ください。
「相談可」「不可」で諦める前に、まずはご相談ください
当社は交渉を前提としたご提案を得意としています。ホームページに掲載されていない物件も含め、「この物件、実は交渉できるかもしれない」という可能性を一緒に探します。しつこい営業は行いません。
