
金利は上がっても、狙い目はある。北千住から20分、3000万円台で車庫・庭付き一戸建てという選択
PETTERS REAL ESTATE COLUMN
金利は上がっても、狙い目はある。
北千住から20分、3000万円台で車庫・庭付き一戸建てという選択
2026年7月4日更新
「金利が上がっているから、今はマイホーム購入のタイミングじゃない」——そう考えている方も多いかもしれません。確かに住宅ローン金利は上昇局面にありますが、実はこの局面こそ、少し都心から離れたエリアに目を向けることで、賃貸よりも安い月々の負担で、車庫・庭付きの一戸建てが視野に入ってくることがあります。今日は、金利と地価の関係、そして東武スカイツリーラインの越谷駅・蒲生駅エリアを例に、具体的な数字とともにお伝えします。
ペットとの暮らしを考えている方にとっても、庭付き一戸建ては魅力的な選択肢です。賃貸のペット可物件で家賃の高さに悩んでいる方こそ、一度「買う」という選択肢も検討してみる価値があります。
この記事でお伝えすること
① 金利上昇局面では、なぜ地価が下がりやすいのか
② 北千住から20分圏、越谷駅・蒲生駅エリアという選択肢
③ 3000万円台で車庫・庭付き一戸建てが視野に入る理由
④ 毎月のローン返済額を家賃と比較する
⑤ 住宅ローン減税のメリット(2026年度制度)
⑥ 今、動くべきかどうかの判断材料
① 金利上昇局面では、なぜ地価が下がりやすいのか
日本銀行は2026年6月の金融政策決定会合で、政策金利を0.75%から1.0%程度へ引き上げることを決定しました。政策金利が1.0%になるのは1995年以来、約31年ぶりの水準です(出典:三菱UFJ銀行「住宅ローンの金利は今後どうなる?」)。金利が上がると、住宅ローンの返済総額が増加するため、購入希望者の購買力は下がり、不動産需要が減少します。需要が減れば、売り手は価格を調整せざるを得なくなり、結果として不動産価格・地価は下落しやすくなる、というのが基本的なメカニズムです(出典:不動産関連メディア「金利が上昇すると不動産価格は下落する!」)。
実際、1980年代後半のバブル期には、日本銀行が金利を引き上げたことで不動産取引が停滞し、地価公示価格が平成3年前後に大きく下落した実例があります(出典:不動産投資関連メディア解説記事)。もちろん現在の局面が当時と同一というわけではありませんが、「金利が上がれば地価も軟化しやすい」という基本構造は、今も変わらず参考になる考え方です。
② 北千住から20分圏、越谷駅・蒲生駅エリアという選択肢
地価が軟化しやすい局面だからこそ、狙い目になるのが「都心から少し離れたエリア」です。東武スカイツリーラインを例に見てみましょう。急行が停車する越谷駅から北千住駅までは、乗り換えなしで最速17分(距離17.3km)というダイヤがあります(出典:ジョルダン乗換案内検索結果)。各駅停車を利用しても30分弱で到着でき、日比谷線や半蔵門線への乗り換えも北千住で可能なため、都心へのアクセスは十分に確保されています。
さらに北千住寄りに位置する蒲生駅は、各駅停車のみの停車駅ではあるものの、越谷駅よりもさらに都心に近い立地です。「北千住まで電車でおよそ20分前後」という感覚で捉えると、通勤・通学の負担は都内近郊の駅とそれほど変わらない印象になるはずです。それでいて、このエリアは東京23区内と比べて地価水準が大きく異なるため、同じ予算でも土地・建物の広さに余裕を持たせやすいという特徴があります。
越谷・蒲生エリアの一戸建て情報、非公開物件を含めてご相談いただけます
③ 3000万円台で車庫・庭付き一戸建てが視野に入る理由
東京23区内では、庭付き・車庫付きの一戸建てを3000万円台で見つけることは容易ではありません。しかし、北千住から電車で20分程度離れた越谷・蒲生エリアまで視野を広げると、駅から少し歩く立地や、築年数が経過した中古一戸建てを中心に、3000万円台で車庫・庭付きの物件が現実的な選択肢として見えてきます。
ペットとの暮らしを考える方にとって、庭のあるお住まいは、リードなしで過ごせる時間を確保できたり、ドッグランのような専用スペースを作れたりと、大きなメリットがあります。車庫があれば、動物病院への通院や災害時の避難など、車移動が必要な場面でも安心です。当社は建設会社を母体に持つため、ペット共生を前提としたリフォームのご提案も含めて、購入後の暮らしまで見据えたサポートが可能です。
④ 毎月のローン返済額を家賃と比較する
実際の負担感を比較してみましょう。2026年6月時点の住宅ローン変動金利は、主要金融機関で約1.08%前後とされています(出典:モゲチェック「日銀追加利上げで住宅ローンはいつ上がる?」)。この金利で3,000万円を35年返済(元利均等)で借り入れた場合、毎月の返済額は約85,800円という試算になります。
一方、賃貸でペット可の庭付き一戸建てを借りようとすると、東京都心部ではファミリー向けペット相談可物件の平均家賃が203,546円という調査結果もあります(出典:株式会社LIFULL「ペットとの住まい探しの実態調査」)。都心から離れた郊外エリアであれば家賃水準はこれより下がるものの、庭付き一戸建てタイプの賃貸は供給自体が少なく、月々10万円台後半〜20万円程度になるケースも珍しくありません。
つまり、月々の負担という観点だけで見ても、購入の方が賃貸より安く抑えられる可能性が十分にあります。しかも購入の場合は、支払いが資産形成(持ち家という資産)につながる点も見逃せません。ただし、これはあくまで一例であり、実際には金利タイプの選択や頭金の有無、固定資産税・修繕費といったランニングコストも含めた比較が必要です。
ご自身の年収・希望エリアに合わせた資金計画のシミュレーションも承ります
⑤ 住宅ローン減税のメリット(2026年度制度)
2025年12月に公表された令和8年度税制改正大綱により、住宅ローン減税(正式名称:住宅借入金等特別控除)は適用期限が5年間延長されることになりました(出典:国土交通省「住宅:住宅ローン減税」)。年末時点のローン残高に0.7%を掛けた金額が所得税等から控除される仕組みで、中古住宅を取得する場合、借入限度額2,000万円・控除期間10年が基本形となり、最大で140万円の控除を受けられます(出典:住宅あんしん保証「住宅ローン減税の行方~2026年度税制改正~」)。
さらに、取得する中古住宅が省エネ基準適合住宅・ZEH水準省エネ住宅・認定長期優良住宅等に該当する場合は、借入限度額が引き上げられたうえ、控除期間も13年に延長されます(出典:同資料)。加えて、2026年度改正では床面積要件が従来の50㎡以上から40㎡以上に緩和されており、コンパクトな中古一戸建てでも対象になりやすくなりました(出典:国土交通省資料)。
3,000万円台の中古一戸建てであれば、借入額の多くが控除対象額の範囲に収まりやすく、制度をフルに活用しやすい価格帯ともいえます。物件の省エネ性能によって控除額が変わってくるため、購入前に対象要件を確認しておくことをおすすめします。
⑥ 今、動くべきかどうかの判断材料
金利は今後も緩やかな上昇が見込まれています。シンクタンクの見通しでは、全期間固定金利型のベースとなる長期金利が2026年度平均2.64%程度、2027年度平均2.75%程度になると予測されており、固定金利型住宅ローンの金利上昇が続くことが見込まれています(出典:住宅金融支援機構「金利のある世界でどう変わる?」)。
つまり、「金利が下がるのを待つ」という選択肢は、現状ではあまり現実的ではありません。むしろ、地価が調整局面にある今のうちに、都心から少し離れたエリアで希望条件に合う物件を探しておくことが、結果的に有利な選択になる可能性があります。もちろん、金利上昇局面では月々の返済額に余裕を持たせた資金計画が重要になるため、無理のない借入額の見極めが欠かせません。
借入額別の返済シミュレーション
35年返済・変動金利1.08%を前提に、借入額ごとの月々返済額を試算すると、以下のようになります(元利均等返済の場合の概算)。
借入2,800万円:月々約80,100円
借入3,000万円:月々約85,800円
借入3,200万円:月々約91,500円
仮に今後金利が0.5%上昇し1.58%になった場合でも、3,000万円の借入で月々約93,000円と、7,000円強の増加にとどまる計算です。もちろん金利動向は不確実なものですが、上昇シナリオを織り込んでも、庭付き一戸建ての賃貸相場と比べて大きな負担増にはなりにくいことが分かります。
賃貸と購入、それぞれのメリット・注意点
賃貸のメリット:ライフスタイルの変化に応じて住み替えやすい。初期費用を抑えやすい。設備の故障時は貸主負担のケースが多い。
賃貸の注意点:庭付き・車庫付き物件は供給が少なく、家賃が高止まりしやすい。支払いは資産形成につながらない。
購入のメリット:支払いが資産形成につながる。住宅ローン減税が使える。庭・車庫など自由度の高い暮らしができる。
購入の注意点:固定資産税・修繕費など維持コストがかかる。住み替えの自由度は賃貸より低くなる。
購入検討時のチェックリスト
☐ 変動金利・固定金利それぞれの返済シミュレーションを確認した
☐ 住宅ローン減税の適用要件(床面積・省エネ性能等)を確認した
☐ 固定資産税・修繕費など維持コストも資金計画に含めた
☐ 通勤・通学時間だけでなく、動物病院や買い物のアクセスも確認した
☐ ペットとの暮らしに必要なリフォーム費用も見込んでいる
よくある質問(Q&A)
Q. 変動金利と固定金利、どちらを選ぶべきですか?
A. 2026年6月時点で変動金利と固定金利(フラット35)の差は約2.1%あり、この差が埋まるまでには相当な追加利上げが必要になる計算です(出典:モゲチェック解説記事)。ただし将来の返済額の見通しやすさを重視する方には固定金利が向く場合もあり、ご自身の収入や家計状況によって最適な選択は異なります。
Q. 中古一戸建てでもペット共生リフォームはできますか?
A. 可能です。当社は建設会社を母体に持つため、購入後のペット対応フローリングやエコカラットの施工など、ワンストップでご相談いただけます。
まとめ|金利上昇局面こそ、エリアを広げて探す価値がある
金利上昇は不動産価格の調整要因になる一方、都心から少し離れたエリアに目を向けることで、賃貸よりも安い月々の負担で、車庫・庭付きの一戸建てという選択肢が見えてきます。北千住から20分圏の越谷・蒲生エリアは、その好例といえるでしょう。住宅ローン減税の活用も含め、まずは資金計画からご相談ください。ペットとの暮らしを見据えた物件探しも、あわせてサポートいたします。
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