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吠えん坊な小型犬のK様と、浦和でお部屋探し奮闘記

スタッフ案内レポート

 柴崎 孝行

筆者 柴崎 孝行

不動産キャリア22年

代表の柴崎です、ご覧いただきありがとうございます。

中古不動産のリノベーション会社、売買仲介会社、リフォーム会社、賃貸仲介等様々な不動産関係のお仕事に携わって参りました。

その経験の中で、賃貸不動産のペットの扱いがひどいと感じてペッターズ不動産を運営しております。

私自身も愛犬家ですので、お客様の目線に合わせた提案が得意です。


お気軽にご相談お待ちしています

スタッフ案内レポート|2026年10月26日

吠えん坊な小型犬のK様と、浦和でお部屋探し奮闘記

読了目安:約8分

こんにちは、ペッターズ不動産のスタッフです 今週も「案内レポート」の時間がやってきました。今回の主役は、ちょっぴりおしゃべり好きな小型犬のココちゃん(仮名)と、飼い主のK様。テーマは「吠えちゃう子の部屋探しは、建物の構造選びがカギ」です

※このレポートは、よくある典型的なケースをもとに再構成した読み物です。お客様のプライバシー保護のため、お名前や細かな設定は匿名・仮名にしています。

K様のご希望条件

ご来店いただいたのは、30代のK様。同居はトイプードルのココちゃん(3歳)です。さいたま市の浦和エリアで、お仕事は都内への通勤。ご希望はこんな感じでした。

・エリア:浦和駅まで徒歩圏(バス便は避けたい)
・間取り:1LDK〜2DK
・家賃:12万円前後(管理費込み)
・ペット:小型犬1匹、ペット可は必須
・構造:「家賃を抑えたいので軽量鉄骨の築浅でもいいかな」

ここまでは、ごく普通のご相談です。ただ、お話を聞いていて「ん?」と思ったのが、ココちゃんの「ピンポン音に反応して吠える」「留守番の最初の30分は鳴くことがある」というクセ。K様は「うちの子、そんなに大きく吠えるわけじゃないんですけど…」と笑っていましたが、実はここが今回の最大のポイントでした。

正直ここだけの話、私は心の中で「これは構造をしっかり見ておかないと、入居後に気まずくなるやつだ…!」と思っていました

K様は後日こんなことも話してくださいました。「前の賃貸では、吠えるたびに壁を気にして、散歩の時間もご近所さんと会わないようにずらしていたんです」。ペットと暮らす方の多くが、そんな小さな我慢を重ねています。だからこそ、私たちは「ペット可」という言葉だけで安心せず、お部屋の中の音の逃げ方まで一緒に確認するようにしています。

ちなみにこの日、ココちゃんは内見の間ずっと私の足元をくるくる。お預かりしたおやつを狙っていたようで、スタッフの足がすっかり人気者になりました こういう脱線も、お客様との距離が縮まる大事な時間だったりします。

案内中に起きたこと

最初にご案内したのは、浦和駅から徒歩9分ほどの軽量鉄骨造・築7年の1LDK。家賃は11万5千円で、K様のご予算にぴったり。内装もキレイで、K様の第一声は「ここ、いいですね!」でした✨

ところが、リビングの壁を軽くコンコンと叩いてみると、「コン、コン」ではなく「ポンポン」と軽い響き。壁の向こうが空洞っぽい音がします。隣室との間の壁(界壁)が薄めの造りかもしれません。ココちゃんが玄関チャイムに反応してワンッ!と鳴いたとき、K様もハッとした表情に。「あ、これ…隣に聞こえますよね?」

そう、ここはお客様ご自身に気づいていただくのがいちばん。私が「ダメです」と言うより、その場で体感していただいたほうが納得感があります。続けて、同じ日に用意していた鉄筋コンクリート(RC)造の物件にもご案内しました。

内見で見るポイント(今回の案内で実際にチェックしたこと)
① 壁を手の甲で叩いて音の重さを確かめる
② 窓のサッシが二重か、閉めたときの外音の入り方
③ 玄関ドアを閉めたときの廊下への響き
④ 隣室との間に収納(クローゼット)があるか(音のクッションになります)
⑤ 角部屋かどうか(隣接する住戸が減ります)

RC造の物件は、同じ浦和駅徒歩8分で築15年。家賃は13万円と、予算を1万5千円ほどオーバーします。K様は「うーん、やっぱり高いなぁ…」と、正直なご感想。ここからが私たちの腕の見せどころです

私たちが提案したこと

そこで、私がお伝えしたのは「毎月の家賃差」と「入居後のリスク」を並べて考えるという視点です。

もし軽量鉄骨で吠え声の苦情が出てしまうと、状況によっては注意喚起から始まり、改善がなければ住み続けにくくなるケースもあります。引っ越し費用は、敷金・礼金・仲介手数料・引っ越し代を合わせると、まとまった金額になりがちです。「毎月1万5千円の差」と「再び引っ越すかもしれない負担」。どちらが安心か、一緒に考えました。

そのうえで、予算調整の工夫を3つご提案しました。

✅ 提案① 同じRC造でも「角部屋」「最上階」を優先して検討(隣接住戸が少なく、音の心配を減らせます)
✅ 提案② 築年数を少し広げて、家賃が下がる築20年前後のRC物件も候補に追加
✅ 提案③ 閑散期ではないため大幅値引きは難しいものの、フリーレントや初期費用の交渉余地がある物件を優先して確認

あわせて、お部屋の中でできる工夫もお伝えしました。インターホンの音量を下げる・玄関付近にマットを敷く・留守番の前にたっぷり遊ぶ、といった小さな積み重ねも効果的です。構造選びだけに頼らず、「建物の力」と「暮らし方の工夫」の両輪で考えるのがおすすめです

もうひとつ、私がよくお伝えするのが「音の問題は、どちらか一方だけの問題ではない」ということ。吠え声が気になる側も、吠えてしまう側も、つらい思いをしがちです。だからこそ、契約前の段階で、構造・間取り・位置関係といった「変えられない部分」を押さえておくと、入居後の気持ちがぐっと楽になります。

また、ペット可物件は物件ごとに飼育細則(頭数・大きさ・鳴き声に関するルール)が異なります。K様のケースでも、契約前に管理会社へ確認し、鳴き声に関するルールの内容をK様と一緒に読み合わせました。「知らなかった」を減らすだけで、トラブルの芽はかなり小さくできます。

結果・後日談

2日ほど悩まれたK様から、お電話をいただきました。「やっぱり、RCの角部屋で探したいです」。そこで、築18年・RC造・4階の角部屋・家賃12万8千円の物件をご紹介。浦和駅から徒歩10分とやや歩きますが、お部屋は南向きで明るく、収納が隣室側に並んでいて音のクッションになっている間取りでした。

内見のときのココちゃんは、ピンポンにも「ワン!」と一声だけ。壁を叩いても重たい音で、K様も「ここなら安心して暮らせそう」とにっこり 敷金の上乗せなどの条件もご相談のうえ、無事にお申込み、ご成約となりました

引っ越し後に届いたK様のメッセージが、とても嬉しかったのでご紹介します。「ココが吠えても、ドキッとしなくなりました。気持ちに余裕が生まれて、ココにもやさしくできる気がします」。…スタッフ冥利に尽きます

今回のまとめ

・吠えやすい子の部屋探しは、家賃の安さだけで決めないのがコツ
・内見では、壁を叩く・サッシを見る・収納の位置を見る、の3点が手軽で有効
・予算が足りないときは、「角部屋」「築年数」「初期費用の交渉」で調整する道がある
・建物の力と、暮らし方の工夫の「両輪」で考える

ペッターズ不動産では、ワンちゃん・ネコちゃんの性格やクセまで伺いながら、お部屋探しをお手伝いしています。「うちの子、ちょっと吠えやすいかも…」という方こそ、お気軽にご相談くださいね

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