
【2026年最新調査】隣人を知らない人が半数、独り言の相手は「モノ」。ひとり暮らしの「つながり」不足と、ペットという選択肢
隣人を知らない人が半数、
独り言の相手は「モノ」。ひとり暮らしの静かな孤独と、ペットという選択肢
エイブル「ひとりぐらし研究所」2026年最新調査から読み解く、つながり不足の実態
2026年4月、株式会社エイブルホールディングスが運営する「ひとりぐらし研究所」が、「ひとり暮らしの『つながり』意識調査2026」を発表しました。そこに映し出されたのは、多くのひとり暮らしの方が、思っている以上に「静かな孤独」の中で暮らしているという実態です。今日は、この最新調査のデータを紐解きながら、その孤独感を埋める選択肢としての「ペットとの暮らし」について、科学的な根拠もあわせてお伝えします。
① 「ひとり暮らしの『つながり』意識調査2026」とは
この調査は、株式会社エイブルホールディングスが運営するひとり暮らし応援ブランド「ひとぐら」が手掛ける専門ラボ「ひとりぐらし研究所」が実施したものです。調査期間は2026年3月11日〜13日、対象は国内在住・現在ひとり暮らしの20〜39歳男女で、有効回答は802名にのぼります(出典:株式会社エイブル&パートナーズ「ひとり暮らしの『つながり』意識調査2026」プレスリリース)。日本経済新聞でも「2人に1人が隣人の名を知らず、8割が家で独り言」という見出しで取り上げられました(出典:日本経済新聞2026年4月3日付)。
② 衝撃のデータ:隣人を知らない人が半数
隣人の顔と名前を知っている人はわずか1割強。顔だけ知っている人が約3割で、合わせても半数近くにとどまり、残りの半数以上は隣人について「何も知らない」という結果でした。
室内で何かに話しかける人は約8割にのぼり、独り言やモノに話しかける人が圧倒的多数を占めました。話しかけることで「寂しさが紛れる」「ストレスが解消される」といったセルフケア効果を実感している人も多いとされています。
合鍵を誰かに預けている人は全体の約6割。内訳は「両親」が41.0%と最多で、「恋人・パートナー」10.6%、「兄弟」5.8%と続きます。一方「誰にも渡していない」と回答した女性は50.4%に達し、男性を約15%上回りました。
出典:株式会社エイブル&パートナーズ「ひとり暮らしの『つながり』意識調査2026」(PR TIMES配信)
③ なぜ「つながり」が薄れているのか
調査結果を見ると、女性は男性よりも「個の自立」と「プライバシー」を重視する傾向が強く、これが合鍵を誰にも渡さないという選択につながっている可能性があると分析されています(出典:同調査)。防犯・プライバシー意識の高まりは自然な流れである一方、その裏側で「頼れる人が身近にいない」という状態が静かに広がっているとも読み取れます。
隣人との関わりが希薄になっている背景には、都市部での単身世帯の増加、防犯上のマンション設計(オートロック等)、SNS等での人間関係の変化など、複合的な要因が考えられます。「つながりたくない」のではなく、「つながる接点そのものが失われつつある」というのが、この調査から見えてくる実態です。
④ AIに親しみを感じる6割、その先にある選択肢
同調査では、AIチャットボットやスマートスピーカーに対して、同居人や友人のような親しみを感じる人が約6割にのぼるという結果も出ています(出典:株式会社エイブル&パートナーズ「ひとり暮らしの『つながり』意識調査2026」)。人ではないものに親しみや安心感を求める傾向は、テクノロジーだけにとどまりません。古くから、多くの人が同じような役割をペットに求めてきました。
AIとの対話が「話しかける相手が欲しい」という欲求の表れだとすれば、生き物であるペットは、それに加えて「触れ合える」「反応が返ってくる」という、より豊かな体験を提供してくれる存在だといえます。
⑤ 実は多い、ひとり暮らしのペット飼育世帯
東京都福祉保健局の「東京都における犬及び猫の飼育実態調査」によると、犬猫を飼育する世帯のうち、単独世帯(ひとり暮らし)または夫婦のみ世帯(同居する子どものいない世帯)が全体の48.3%、約5割を占めていると発表されています(出典:東京都福祉保健局調査を基にした解説記事)。ペット飼育理由として最も多いのは「生活に癒し・安らぎが欲しかったから」(32%)とされ、これは2022年の全国犬猫飼育実態調査に基づくものです(出典:一般社団法人ペットフード協会「全国犬猫飼育実態調査」を基にした解説記事)。
つまり、ペットとの暮らしは「ファミリー世帯だけのもの」ではなく、むしろひとり暮らしや子どものいない世帯にとって、身近で自然な選択肢になっているということです。
⑥ ペットが孤独感を軽減する科学的根拠
米国心臓学会(AHA)の取り組みの一環として実施された、全米のペット飼育者1,000人を対象にした調査では、実に95%が「ペットはストレス解消に役立つ」と回答しています。ストレス解消に役立っている理由として多かったのは、「寄り添ってくれる」(68%)、「笑わせてくれる」(67%)、「孤独感をやわらげてくれる」(61%)でした(出典:糖尿病ネットワーク「ペットは健康に有用?飼い主の95%が『ストレス解消に役立つ』」)。
ペットと触れ合うことで、「愛情ホルモン」と呼ばれるオキシトシンが分泌されるとされています。このホルモンにはストレスを軽減し、不安や孤独感を和らげる効果があるとされ、犬や猫を撫でることで心が落ち着くと感じる人が多いのは、こうした生理的なメカニズムが関係していると考えられています。
出典:メンタルクリニック解説記事「ペットがもたらす心の癒し効果とは」加えて、ペットを飼うことで食事や散歩などの世話をする必要が生じ、生活リズムが自然に整うことも指摘されています。犬を飼えば毎日の散歩習慣ができ、外出の機会が自然と増えることが、心身の健康維持に役立つとされています(出典:同資料)。
⑦ それでも立ちはだかる「ペット可物件」の壁
当社の過去記事でもお伝えしたとおり、ペット可・相談可の物件は賃貸全体の19.3%にとどまっています(出典:株式会社LIFULL「ペットとの住まい探しの実態調査」2025年)。孤独感を和らげたいという切実な思いがあっても、住まいの選択肢が少ないという構造的な壁が、多くの人の一歩を踏みとどまらせているのが現実です。
⑧ ひとり暮らしでペットを迎える際の注意点
☐ 留守番時間が長くなりすぎないか、ライフスタイルを見直した
☐ 万が一の入院・出張時に世話を頼める人やサービスを確保している
☐ 医療費・フード代など、継続的な費用を資金計画に組み込んでいる
☐ 賃貸の場合、ペット可物件の家賃相場(一般的な物件より高め)を把握している
☐ 引っ越し・災害時の同行避難についても事前に調べている
⑨ 当社のサポート
当社はペット可賃貸を専門に扱う不動産会社として、ひとり暮らしの方からのご相談も数多くお受けしています。スタッフ自身が愛犬家・愛猫家であることを活かし、「初めてペットを迎える」という段階からのご相談にも丁寧に対応します。非公開物件を含めた常時約4,000件のデータベースから、ライフスタイルに合った住まいをご提案します。
⑩ 知っておきたい用語集
オキシトシン:愛情ホルモンとも呼ばれる神経伝達物質。触れ合いによって分泌され、ストレス軽減や安心感の向上に関わるとされる。
単独世帯:一人で暮らす世帯。統計上、ひとり暮らし世帯を指す用語として使われる。
セルフケア:自分自身で心身の健康を維持・回復するための行動やケア。
⑪ よくある質問
Q. ひとり暮らしでも大型犬は飼えますか?
A. 物件条件やライフスタイル次第で可能です。運動量の確保や留守番時間の管理など、事前の準備が特に重要になります。
Q. 忙しくてペットの世話に自信がありません。
A. まずは飼育にかかる時間・費用を具体的に把握することから始めましょう。猫など比較的手のかからない選択肢や、ペットシッター・保育園などのサービス活用も選択肢のひとつです。
ひとり暮らしとペットとの新生活、まずはご相談ください
初めてペットを迎える方も、すでに暮らしている方も、住まい選びの段階からサポートします。しつこい営業は行いません。
