
【オーナー様向け】アパート経営の選択肢に「ペット共生住宅」を。空室待ちが出るほどの人気と回収率をデータで検証
次のアパート経営、選択肢に「ペット共生住宅」を。
空室待ちが出るほどの人気を、データで検証する
賃料は最大3割増、建築費は割高でも回収率は良好——新築・リフォーム双方の視点から徹底解説
「これからアパートを建てるなら、どんなコンセプトにすべきか」——土地活用・アパート経営を検討されているオーナー様に、今日は「ペット共生住宅」という選択肢をあらためてご提案します。単なる「ペット可」ではなく、最初からペットとの暮らしを前提に設計する共生住宅は、空室待ちが出るほどの人気を集める物件も生まれています。建築費は通常より割高になりますが、その分を上回る回収が見込めるというデータも複数示されています。今日は、この「共生住宅」という選択肢を、数字で徹底検証します。
① 「ペット可」と「ペット共生住宅」は別物
「ペット共生型物件」は、最初からペットとの暮らしを前提に作られた物件です。壁や床に傷がつきにくい素材を採用していたり、におい対策のための換気システムが整っていたりと、既存の物件を単に「ペット可」に変更しただけの物件とは、設備・仕様の面で明らかに異なります(出典:部屋まる。「ペット可賃貸が高いのはなぜ?」)。
実際、賃貸仲介の現場では長年、ペット飼育可物件は「①空室期間が長く競争力を失っている築古物件をペット可にしただけの物件」と「②ペットを飼育できることを前提に計画された新築物件」の2通りに分かれてきたと指摘されています。前者は室内飼育を前提にした仕様になっておらず、後々のトラブルの温床になりやすいという課題がありました(出典:ヒロ・コーポレーション「ペット可の賃貸は本当に高い家賃が取れるのか?」)。
② 空室待ちが出るほどの人気という現実
ペットを家族の一員として「共に生きる」ことをコンセプトにした「ペット共生型」住宅の中には、空室待ちが出るほどの人気を集める物件も出てきているとされています(出典:アパート経営・土地活用の知恵袋「ペット共生型賃貸住宅が成功する理由」)。
日本経済新聞の報道によると、首都圏の築浅物件全体のうち「ペット可」がすでに5割を超えているとされています。中でも勢いを増しているのが、ペットとの生活を前提に設計された「共生型」です。入居条件が厳しい分、ご近所トラブルは起きにくく、オーナーは駅から遠い立地であっても賃料アップが見込めるとされ、複数の企業が工夫を凝らして参入しています。
出典:日本経済新聞「ペット『可』じゃない、『共生』だ! 旭化成ホームズは対応賃貸2万戸」「駅遠でも賃料アップが見込める」という点は、土地活用を検討するオーナー様にとって重要な示唆です。立地条件で他の物件と差別化しにくい土地であっても、共生住宅というコンセプトそのものが競争力の源泉になり得るということです。
③ 賃料はどれくらい上がるのか
株式会社LIFULLが2025年5月に公表した調査では、ペット可物件の平均賃料は112,771円、ペット不可物件は78,253円と、その差は約3.5万円、率にして30.6%にのぼることが明らかになっています(出典:LIFULL HOME'S総合研究所「新たなトレンドへと成長 "ペット共生型賃貸住宅"の供給が拡大中」、2025年5月公表調査を基に構成)。共生住宅になれば、さらに賃料が高額になることが想定されるとも分析されています。
出典:不動産の教科書「『ペット可物件』はどのぐらい家賃を高く取れる?」、LIFULL HOME'S総合研究所(2025年5月公表)を基に構成
調査によって幅はありますが、「条件が合えば家賃を5〜20%ほど上乗せできる」という指摘もあり(出典:不動産の教科書「『ペット可物件』はどのぐらい家賃を高く取れる?」)、共生住宅として設備を充実させた場合、この上限に近い、あるいはそれ以上の賃料設定が可能になるケースもあると考えられます。
④ 建築費・改修費はどれくらい割高になるのか
共生住宅の実現には、当然ながら追加の設備投資が必要です。LIFULL HOME'S総合研究所の分析では、ペット共生型に必要な設備・仕様を備えることは、月額賃料・管理費が周辺相場より高くなることを意味すると同時に、敷金が3〜4ヶ月分になるケースもあり、ランニングコストが割高になる面もあると指摘されています(出典:LIFULL HOME'S総合研究所「新たなトレンドへと成長」)。
具体的な設備投資の費用感としては、以下のような相場が紹介されています。
| 設備・工事内容 | 費用の目安 |
|---|---|
| ペット専用洗い場の設置 | 10万円〜30万円 |
| ペット対応の洗面台設置 | 15万円〜30万円 |
| バスルームのペット対応リフォーム | 約100万円 |
| 庭へのドッグラン設置 | 50万円〜200万円 |
| 簡易ペットゲート設置 | 1万円〜3万円 |
| 壁への扉新設(下地補強含む) | 5万円〜15万円 |
出典:リノコ「ペットの住みやすい環境にリフォームするメリットと費用相場を紹介」、rcode「ペットと快適に暮らす!ペット用リフォームのアイデアと費用相場」を基に構成
⑤ 新築とリフォーム、資金調達の違い
これから土地活用を検討する場合と、すでに経営している物件を改修する場合とでは、資金調達の構造が大きく異なる点に注意が必要です。
土地活用として新築アパート・マンションを建てる場合、ペット設備も含めた総工費が、建築ローン等の融資の中に組み込まれます。初期費用負担は大きくなりますが、賃料の中に費用が組み込まれる形で資金回収ができるとされています(出典:HOME4U「これから増えるペット共生住宅で土地活用をスムーズに成功させるための4か条」)。
経営中の物件をペット共生住宅やペット可仕様にする場合は「リフォーム」の扱いになります。規模によっては金融機関からの融資が難しいこともあり、自費負担になる可能性がある点に留意が必要です(出典:同資料)。
つまり、これから新築を計画されているオーナー様にとって、共生住宅は「総工費に組み込める」という点で、既存物件を改修するよりも資金計画が立てやすい選択肢だといえます。
⑥ 【計算】投資回収シミュレーション
以前の記事でもご紹介した試算例をもとに、共生住宅への投資回収イメージを見てみましょう。専門メディアで紹介されているリフォーム投資80万円のケースでは、年間の家賃アップ額をもとに算出すると、投資回収期間は約4年半とされています(出典:収益JP「収益物件オーナーのための空室対策:ペット可リフォーム」)。
共生住宅化リフォーム80万円のケース
一般的なリノベーション投資の回収期間は4年以内が目安とされていることを踏まえると、この4年半という数字は十分に費用対効果の高い水準です。新築で共生住宅として計画する場合、賃料プレミアムをより高く設定しやすいことに加え、空室待ちが出るほどの需要が見込めるエリアであれば、回収スピードはさらに早まる可能性があります。
⑦ 共生住宅ならではのメリット:トラブルが起きにくい
共生住宅の大きなメリットのひとつが、近隣トラブルの発生しにくさです。日本経済新聞の分析でも「入居条件が厳しい分、ご近所トラブルは起きにくい」と指摘されています(出典:日本経済新聞「ペット『可』じゃない、『共生』だ!」)。単なる「ペット可」への転換では、ペットを飼う人と飼わない人が混在し、トラブルの元になりがちですが、共生住宅はそもそも入居者全員がペットとの暮らしを前提に選んでいるため、こうした摩擦が生まれにくい構造になっています。
⑧ リスクと対策
☐ 建築プランは複数のハウスメーカー・建築会社から比較検討する(対応できる会社は多くないため、幅広く探すことが推奨されています)
☐ 既存物件の改修の場合、融資の可否を事前に金融機関へ確認する
☐ ペット特約・敷金設定など、契約面でのリスクヘッジも並行して検討する
☐ ターゲットエリアのペット可・共生住宅の供給状況を事前に調査する
⑨ 当社のサポート内容——企画から管理まで、まるごとお任せいただけます
共生住宅の実現には、建築・設備の知識だけでなく、「どんな設備が本当に喜ばれるのか」「賃料はいくらに設定すべきか」「入居者をどう集めるか」「入居後のトラブルをどう防ぐか」といった、複数の専門領域が絡み合います。オーナー様おひとりで、これらすべてを別々の会社に依頼しながら進めるのは、大きな負担になります。
当社は、柴崎建設株式会社を母体とする不動産会社として、この「企画〜設計提案〜入居者募集〜管理」までを、ワンストップでプロデュースできる体制を整えています。オーナー様が個別に建築会社・不動産会社・管理会社を探して調整する手間を省き、窓口を一本化することで、負担を大きく減らせることが当社の強みです。
所有地・所有物件の立地特性、周辺のペット可物件の供給状況を調査し、どの程度の規模・設備投資が適切かをご提案します。過剰投資による回収の長期化を避け、無理のない計画を一緒に立てます。
建設会社としての知見を活かし、傷がつきにくいクロス、消臭効果のあるエコカラット、防音性の高い床材など、科学的根拠のある建材選定をご提案します。ハウスメーカー任せにせず、コストと効果のバランスを重視した提案が可能です。
常時約4,000件の物件データベースと、ペット可賃貸を専門に扱ってきた集客ノウハウを活かし、単なる「ペット可」ではなく「共生住宅」としての魅力を正しく伝える募集活動を行います。空室期間の最小化を目指します。
鳴き声・臭いなど、ペット可物件特有のトラブル対応にも、スタッフ自身が愛犬家・愛猫家であることを活かして対応します。しつけ教室との提携による入居者サポートも、トラブル予防の一環としてご案内できます。
オーナー様の窓口はひとつで済みます。建築会社・仲介会社・管理会社をそれぞれ探し、調整するお手間を、当社が一括してお引き受けします。「何から始めればいいか分からない」という段階でも、まずはお気軽にご相談ください。
⑨-2 なぜワンストップ対応が可能なのか
一般的に、アパート経営における「建築」「仲介」「管理」は、それぞれ専門性の異なる別会社が担うことが多く、オーナー様が各社の間に立って調整役を担う必要が生じがちです。設計段階でのペット共生仕様の意図が、施工会社・管理会社まで正確に伝わらず、当初想定していたコンセプトが薄れてしまうケースも見られます。
当社が一貫対応できる背景には、柴崎建設株式会社という建設会社としての施工基盤と、ペッターズ不動産としての賃貸仲介・管理のノウハウを、同一グループ内で連携させている体制があります。企画段階から入居者目線・管理のしやすさを踏まえた設計ができるため、「建てたはいいが管理が大変」「仲介会社に共生住宅の魅力が伝わらない」といった、よくある失敗を防ぎやすくなります。
また、日々の賃貸仲介の現場で蓄積している「今どんな設備が入居者に喜ばれているか」「どのエリアでどんな頭数・犬種の需要が高いか」といった生きた情報を、企画段階からフィードバックできることも、当社ならではの強みです。机上のプランではなく、実際の入居希望者の声を反映した共生住宅づくりが可能になります。
⑩ 知っておきたい用語集
ペット共生住宅:最初からペットとの暮らしを前提に設計・建築された住宅。単なる「ペット可」より設備投資が手厚い。
コンパニオン・アニマル:家族の一員として共に生活する伴侶動物という考え方。
賃料プレミアム:ペット可・共生仕様であることによって上乗せできる家賃部分。
土地活用:所有する土地にアパート等を建築し、賃貸経営によって収益を得る取り組み全般。
⑪ よくある質問
Q. すべての住戸を共生住宅にする必要がありますか?
A. いいえ、一部の住戸のみを共生仕様にする方法もあります。エリアの需要や建物規模に応じて、無理のない範囲から検討できます。
Q. 駅から遠い土地でも共生住宅は成功しますか?
A. 日本経済新聞の分析でも「駅遠でも賃料アップが見込める」とされており、立地の弱さをコンセプトで補える可能性があります。ただしエリアごとの需要調査は重要です。
Q. 既存アパートを共生住宅にリフォームする場合、融資は受けられますか?
A. 規模や金融機関によって異なり、自費負担になる可能性もあります。事前に複数の金融機関へ相談されることをおすすめします。
企画から入居者募集・管理まで、当社にお任せください
建築会社・仲介会社・管理会社を別々に探す手間はありません。柴崎建設株式会社の施工基盤とペッターズ不動産の賃貸ノウハウを活かし、オーナー様の窓口をひとつにまとめて共生住宅づくりをプロデュースします。「何から始めればいいか分からない」という段階でも、まずはお気軽にご相談ください。しつこい営業は行いません。
